ガラスコーティング業者ランキング
UVコーティング業者ランキング

費用で比較するフロアコーティングとワックス塗装

一見すると価格に大きな差があるように見えるフロアコーティングとワックスですが、施工時に必要となる費用と耐久性とを合わせて考えてみると、実はそれほど大きな差はないと言えるかもしれません。人生を左右するような大きな決断をして家を建てる際に、それ以上の出費に抵抗を感じるかもしれませんが、長い目で見たらどうなるのでしょうか。

フロアコーティングにかかる費用と耐用期間

フロアコーティングにも様々な種類が存在しています。使用するコーティング剤によって耐用期間や費用に違いが出てくるのですが、その実態は具体的にどのようになっているのか紹介していきます。それでは耐用期間の長い油性系コーティングの中から、費用の低い順に見ていきたいと思います。ひとつ目はウレタンコーティングです。とにかく費用を抑えたいという人にお勧めなコーティングで効果は10年程持続すると言われていますが、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドが含まれていることもあるので注意が必要です。

ふたつ目はシリコンコーティングです。こちらも効果が持続するのは10年程ですが、シリコンはウレタンよりも高価な素材となってしまうので、多少費用がかさんでしまいます。水だけでなく薬品にも強く滑りにくいという特性を持っているうえに安全な素材を使用しているので、ペットや赤ちゃんのいる家庭に向いているコーティングと言えそうです。次はUVコーティングです。こちらはウレタンを基本とした特殊な塗料を紫外線を発する機材を使って焼き付けていくというもので、熱や摩擦にも強く耐用年数も長いという意味では群を抜いていると言っていいかもしれません。

そしてUVコーティングとほぼ同じですがもっとも高額とされているものがガラスコーティングです。最先端の技術を駆使していて、クッションフロアなどにも施工が可能となっている点が特徴となっています。こちらもシリコン同様安全性が保障されたコーティングで、ガラスという硬度の高い素材で被膜を作るハードコーティングですから耐用期間は20年以上という文句なしのコスパが期待できるでしょう。このようにフロアコーティングにかかる費用と耐用期間は比例していると考えてもいいかもしれません。

ワックス塗装にかかる費用と耐用期間

ワックスの最大のメリットは自分で施工できるという点です。一般の方が扱えるようなものであることから、基本的には薬剤の入手も安易にできるというのが普及の理由となっています。業者に依頼する場合はその分の費用がかかってしまいますが、自分でやろうと思ったらモップなど作業をするための道具と薬剤とを用意するだけで施工ができるのです。施工する場所に合わせてワックスを使い分けることで効果を高めることもできますが、ワックスのもつ性質上、どうしても水や摩擦を充分に防ぐことはできません。

最近では耐久性を上げるために成分の配合を変えるなどした新しい薬剤も販売されているようですが、現在はまだ値段も高く入手しやすいとは言えない状況のようです。ワックスを塗ることによって期待できる効果は、床表面にある目に見えないような小さな傷を埋めて平らにすることです。均一になった床面が光を反射して艶やかな輝きを放つという効果は得られますが、水分や衝撃から床面を保護して傷がつかないようにするという効果はほとんどなく、日々の生活で与えられるダメージによって少しずつ薄くなって剥がれ落ちていくことになります。その耐用期間は生活の仕方によっても異なり、概ね数か月から半年と言われています。しかし、それもフロアコーティングに比べると格段に安く、それも自分で施工ができるという意味では納得できる結果かもしれません。

自分の家に愛着を持つことができれば、無心で床を磨き上げていくという作業もリラックスタイムの一環としてとらえることができるかもしれませんし、ワックス塗装ならではのあたたかみのある仕上がり具合を考えたら、耐用期間が短いことが悪いことばかりではないということがわかっていただけるのではないでしょうか?

フロアコーティングとワックス塗装のメンテナンス周期と費用

床ワックスの効果を持続させるためには、定期的に塗り直していく必要があります。その周期には様々な説がありますが、床の状態をより良く保っていきたいと思ったら数か月に一度、最低限のメンテナンスで済ませるとしても年に一度は塗り直しておきたいものです。ワックスの難点は何度も塗り直していくうちに次第に床面がくすんで黒ずんだように見えてくることですが、そのようなトラブルはそれまでに塗り重ねたワックスを剥がして床面を一度リセットすることで解決できます。

この剥離作業についても自分でできないことはありませんが、ワックスがけをする時の何倍もの高度な技術が必要になりますので実際には業者に依頼する人が多いようです。剥離作業の間隔はだいたい数年に一度ぐらいだと言われていますので、必要経費を比較する際にはこの費用も計算に入れておくといいでしょう。一度にかかる費用が低めで手軽感がありますが、数年単位で考えてみるとそれなりの出費となってしまいます。一方、フロアコーティングの場合は一度施工してしまえば塗り直しはほぼ不可能ということが多く、その分メンテナンスの必要は無いということがわかります。

数か月ぐらいしか効果を持続させることができず、その度に塗り直さなければならないワックスの費用や、数年に一度は剥離作業を業者に依頼するということを約20~30年続けた場合の総額と、フロアコーティングにかかる初期費用とを比較して検討してみるといいでしょう。目先の出費だけに惑わされて決めてしまうと後で後悔することになるかもしれません。少しでも節約してお得に家を建てたいと考えるかもしれませんが、将来的な家族構成やその後の手間も頭に入れて長い目で見て比較してみることをお勧めします。

まとめ

このようにフロアコーティングとワックス塗装では、支払いのタイミングに違いがあります。この違いによってどちらがお得だと感じるのかは人によって差があると思いますが、大切なのは何十年後かを見据えて冷静に比較していくということだと言えるのではないでしょうか?