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フロアコーティングとワックスの耐久性や安全性の比較

出来るだけ長い間綺麗な床面を維持していきたいというのは、誰もが抱く願いだと思います。しかし、その為にアレルギーなどの健康被害が起きてしまっては本末転倒です。床面を保護し続ける耐久性とコーティング剤の安全性には、どのような関係があるのでしょうか。フロアコーティングとワックスとを比較しながら見ていきましょう。

フロアコーティングとワックスの耐久年数

床面を美しくするために古くから利用されているワックスは、その歴史の深さからも想像できるように手動的な方法で施工されるものです。つまり自分で施工できるというのが魅力なのです。一般的な耐久期間は数か月から1年とされており、その都度塗り直しが必要になります。その耐久性は含まれている樹脂など成分の違いによって異なり、もっとも耐久性が期待できるのはウレタンやアクリルのような合成樹脂を水に溶かしてあるタイプのものです。

塗った後の被膜が丈夫なので弱点と言われる水分や摩擦にも比較的強いとされていますが、ワックスはもともと床面の美化を目的としているため、保護するための力はあまり備わっていません。特にこのタイプに多く見られる難点は、上から塗り重ねてしまうと汚れた部分も一緒に蓄積されて黒ずんだ感じになってしまうことで、それを防ぐためには剥離という作業をして古い被膜を取り除かなければなりません。樹脂タイプのものを利用すればある程度は耐久期間を延ばすことができますが、剥離作業はプロに任せた方が無難だと言われています。扱いやすさで言ったら水性のワックスがまさりますが、蝋を水に溶かしているため特に水分に弱く、耐久性はほとんどないに等しい状態です。

これに対してフロアコーティングは、水性系か油性系かによって耐久年数が異なってきます。油性系コーティングであれば10年から30年は持つと言われていますし、耐久年数が5年程と言われる水性系コーティングであったとしてもワックスよりは長い期間、効果を実感することができるでしょう。一生モノの油性系コーティングと違って、水性系コーティングは表面を剥離して再施工することも容易だという点がメリットだという考え方もできるようです。

含有成分による健康リスクはあるのか

床面を光沢のあるものに仕上げ、部屋全体を明るく見せてくれるコーティング剤やワックスの成分について深く知っている人は意外と少ないようです。赤ちゃんがいたり、ペットがいたりすると余計に清潔感が気になります。ママ友や子どもたちが集まるような家や、生活のひとこまを流行りのSNSに写真と一緒にアップしたいと思っている場合などは部屋の中を綺麗にしておきたいと考えるはずです。

掃除機はもちろん、定期的にワックスがけをして床をピカピカにしておきたいと思うかもしれません。部屋をきれいにしてくれるはずのコーティング剤やワックスでシックハウス症候群が発症すれば対処法に困りますし、健康にも決してよくありません。最近ではそうした影響を考慮し、人体に無害な成分を使用したものも販売されいますが、新しく開発されたタイプの商品は高額であったり取り扱っている店舗が少なかったりするので、まだまだ入手が困難なようです。その点フロアコーティングなら安全性は高いと言われていますが、油性系のウレタンコーティングだけは注意が必要です。油性系のウレタンコーティングは、使われるコーティング剤の約半分が有機溶剤であることから、溶剤臭も強く、揮発性有機化合物をたくさん含んでいるという点において健康への被害が懸念されています。

それ以外のガラスコーティングやシリコンコーティングなら健康に被害を与えることはありません。赤ちゃんやペットがいる家庭なら、たとえ舐めてしまったとしても安全で滑りやすさも防いでくれるようなフロアコーティングの方が理想的だということになります。こちらは検査によって健康に対するリスクがないということがきちんと証明されているので、信頼できる施工法だと言えるでしょう。

フロアコーティングとワックス、どちらを選べばいいの?

フロアコーティングとワックスのどちらが勝っているかということをひとつの目線から決めることはできません。その家に住んでいる人の年齢層や生活スタイルによっても違ってきますし、またお金の使い方も人それぞれだからです。エコ志向の人はワックスがけなどの日頃の掃除も丁寧に自分で行い、自然なスタイルを大切にしながらロハスな暮らしを楽しんでいることでしょう。近頃では「古民家」を利用した店舗が人気を集めていますよね。

年季の入った風合いを活かしたいと思ったらワックスがけをして自然なツヤを出した方がいいかもしれません。「人が集まるような場所なのに健康被害が心配されるようなものを使っていいの?」と思われるかもしれませんが、店舗ならそこで長くても数時間を過ごすだけなのでそれ程神経質になることもないようです。洗練された感じを好む人や、床のお手入れに時間をかけていられないというような人ならフロアコーティングを選択するといいでしょう。ちなみに木造住宅の場合は20年から30年で建て替えを考える人が多いと言いますから、フロアコーティングの耐久性が10年から30年あれば充分ということになります。たとえば、赤ちゃんのためにと若い夫婦がフロアコーティングを選択して施工したとします。時は流れてその子が成人し独立していく頃には住宅のあちこちに不具合が生じてくるかもしれません。

補修を重ねながら長く住み続けることも可能ですが、それを機に二世帯住宅にする為に建て替えたり、老後のことを考えて段差の少ない住宅へとデザインを変更したりすることもあるでしょう。そうなってくると求められる条件がまた変わってくるかもしれないのです。住まいのデザインに正解はありません、その時々のライフスタイルに合わせ、希望をかなえてくれる方を選ぶようにするといいでしょう。

まとめ

子どもやペットのいる家庭では安全性が第一条件に、共働きの家庭であればメンテナンスのしやすさが第一条件になることを考えると、フロアコーティングの方が魅力的かもしれません。しかし色々な角度から比較してみると、フロアコーティングにもワックスにもそれぞれいい所があるのです。そうしたことを意識しながら賢く選択していくことが大切です。