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大理石のフロアはコーティング可能?

そもそも大理石とは、石灰岩が熱によって溶け、再結晶した石のことなのだそうです。その美しい斑紋はマーブル模様とも呼ばれ、古くから多くの彫刻や建築に用いられてきました。イタリア産のものが有名ですが、日本でも岐阜県や山口県が産地として知られています。また、石灰石が再結晶する際に混じる好物の種類によって、その色も白、黒、ベージュなど様々です。長い歳月をかけて作られた自然の石ならではの魅力があり、お値段が高めというのもうなずけますね。

大理石はフローリングとどう違う?

木のフローリングとの違いは、まずその硬さです。もともと大理石は、家の中で靴を履く習慣がある外国の家で使われていました。靴を履いているため、床が硬くても全く支障はありません。しかし、靴を玄関で脱ぐ我々日本人にとっては、石の床は硬いため足腰への負担がかかることがあります。

また、重いものを落としてしまうと割れてしまう危険性があります。そして、木のフローリングは適度な温かさがありますが、大理石は冷たい感触です。また、木に比べて吸音性があまりないため、音が響きやすくなります。そして滑りやすいという点から、安全対策は欠かせません。小さなお子さんやご年配の方がいらっしゃるご家庭では、特に注意が必要そして、木に比べてコスト面でもかなり割高です。

そして、重量があるため、施工の際に床の補強工事が必要なこともあります。また、石ですので水がしみ込みやすいとも言われています。このように見てくると、使うのを躊躇してしまう方も多いかもしれません。しかし、メリットもたくさんあります。まず、なんといっても最大の魅力はその高級感です。玄関に大理石が敷き詰められているだけで、その家のステータスがぐっと上がる感じがします。

また、木に比べて耐久性が非常に高いため、貼り直しの必要がほとんどありません。一度敷いてしまえば、半永久的に使うことが出来るのです。また、防汚性にも優れていますので汚れもさっと乾いたタオルで拭くだけ。木の床と比べると、お手入れがとても簡単です。傷もつきにくいので、ペットを飼っているご家庭にもおすすめです。

なお、お手入れ方法には注意が必要です。フローリングの汚れ落としにお酢を薄めて使われる方もいらっしゃるかもしれませんが、石の床の場合はシミを作り、内部を腐食させる恐れがあるので、お酢は厳禁です。汚れ落としには重曹などの天然素材が適しています。洗剤を使う場合は、注意書きをよく読んで、目立たない場所で試してから使用するようにしてください。大理石の床は、木のフローリング以上に優しいお手入れが必要だと言えそうです。

ストーンコートの特徴

ストーンコートという言葉をお聞きになったことがありますか?ストーンコートとは文字通り、石の素材でできた製品をコーティングする方法のことです。フライパンでもストーンコートが施されているものがありますね。ガラスを成分とする浸透性吸水防止剤が、内側まで浸透し、水のしみ込みや石の変質、汚れを防止する効果があります。

大理石はもともと汚れが付きにくい材質ですが、石のつなぎ目などのわずかな隙間から水が浸入して、シミを作ってしまうことがあります。その点、ストーンコートを施すことで、表面がコーティングされるため液体の侵入を防ぐことが出来るというわけです。大理石の吸水率を下げることが出来ますから、水場回りの床に使われている場合は、ストーンコートが特におすすめです。

塗布するタイプのコーティングとは違い、見た目はほとんど変わりません。また、内部に浸透するため、模様や色や美しさはそのままに、長い間効果が持続します。ストーンコートによって耐久性もより高まると言われています。さらに、石は呼吸していると言われますが、ストーンコートは石の呼吸を妨げません。そのため通気性も損なわれません。また、エフロを防ぐ効果もあると言われています。エフロとは、特に梅雨時など水分が多い時期に、雨がしみ込んで白いシミが浮き出たようになる現象です。いわゆる「粉が吹いた状態」です。見た目が悪いだけでなく、石の劣化を促進してしまう恐れもありますので、ぜひストーンコートをご検討ください。

ストーンコートには、油分を弾き、さびやカビを防止する効果もあると言われています。興味がある方は、業者さんのホームページに料金が掲載されている場合も多くありますので、参考になさってください。お気に入りの業者さんが見つかったら、見積もりを取ってみるとよいでしょう。現在お住まいのおうちにストーンコートを施す場合は、床の汚れなどによってあらかじめクリーニングが必要になることがありますので、業者さんに相談してみてください。

大理石をコーティングする際の注意点(失敗例)

最後に、大理石をコーティングする際の注意点を失敗例から学んでいくことにしましょう。最初にご紹介する失敗例は、シリコンコーティングによって石の質感が失われ、つやもなくなってしまったという事例です。石は木と同じように自然のものですから呼吸しています。表面には数多くの穴が開いているのですが、それをシリコンで塗り固めてしまった結果、石の呼吸を止めてしまいつやが失われてしまったというわけです。こうなってしまうと、シリコンが完全に取れるまで、削らなくてはなりません。時間もお金もかかってしまう上、完全に復旧できるかどうかもわかりません。

シリコン以外にも、ワックスも大理石の呼吸を止めてしまう原因になりますので、使わないようにお願いします。また、業者選びも非常に重要です。大理石のコーティングには高い専門性が必要ですから、不慣れな業者に頼むと、コーティングがムラになったりシミになったりしてしまう恐れがあります。石のコーティングは木と違い、見た目があまり変化しませんから、失敗がわかりにくいことも多いため、業者の腕前が試されます。ホームページをチェックするだけでなく、施工例を見せてもらったり、疑問点は遠慮なく尋ねたりするようにしてください。

この時点で納得のいく答えが返ってこないようなら、その業者とは契約しないほうが安全です。工期や料金も非常に大切なことですから、契約前にきちんと確認して、必ず文書に残しておくようにしましょう。口約束は、あとあとトラブルになる可能性があります。また、万が一満足のいく仕上がりでない場合、どのように対処してくれるのかについても予め契約書に盛り込んでもらうことが大切です。

保証期間についても同じく、契約書に載せてもらい、双方で確認しておくようにしましょう。ご自身でコーティングするための専用のコーティング剤も発売されていますが、石は水分を吸い込むとシミになりやすいので、注意書きをよく読んで必ず目立たないところで試してから行うようにしてください。

まとめ

リッチな気分にさせてくれる大理石。正しくコーティングすることで、その輝きや魅力がさらにアップし、長い間あなたの家を豪華に彩ってくれそうですね。天然のものは1つとして同じものがありません。そう思うと、より愛着がわいてきそうですね。好きな色や模様を組み合わせて、世界に1つだけの床を作ってみませんか?人工のものも発売されて、よりお求め安くなっているようです。この記事が、あなたのフローリング選びのお役に立てたら幸いです。