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無垢フローリングの種類をご紹介その2

無垢フローリングと一口に言っても、その種類は多岐にわたります。価格や色味で選ぶのは当然ですが、硬さも重要なポイントになります。硬すぎる床板だと、足腰に負担がかかりますので、「床にペタッと座って食事したりテレビを見たりしたい!」という方は硬さも考慮する必要があります。しかし、柔らかい材質の場合は、傷がつきやすいという点もあり、なかなか悩んでしまいますね。こちらでは、栗、桧、ケンパスについてご紹介します。

栗の素材と特徴

栗はチェストナットとも呼ばれる、ブナ科栗属の広葉樹です。主に中国に生育しており、辺材は灰白色、心材は淡い褐色です。国産のものは、岩手県南部の「南部本栗」が有名です。耐久性に優れているため、日本の建築物では非常にポピュラーな木材で、人が多く集まる部屋の床板に使われてきました。また、以前は線路の枕木にも使われていたそうです。電車が幾度となく上を通過してもびくともしないのですから、耐久性がいかに強いかがわかりますね。

また水を弾く力が強いので、腐りにくいのも特徴です。例えば、キッチンや洗面所、脱衣所、トイレの床などにも適しています。ただし、水などをこぼしてそのままにしておくとシミになりやすいようですから、きちんとふき取ることもお忘れなく。小さなお子さんがいて飲み物などをこぼすことが多いご家庭は、オイルや蜜蝋などを塗布してコーティングしてあげるとよいでしょう。材質は硬めのため、傷もつきにくいとされています。木目が比較的はっきりしているため、インパクト大です。

木目を楽しみたい、アクセントのある床材が欲しいという方には特におすすめです。リビングなど、広いスペースに栗の無垢フローリングをお使いになる場合は、あらかじめモデルルームなどでイメージがどうなるかを確認されておくとよいでしょう。また、栗はタンニンを多く含んでいます。お茶を飲んだ時に「渋い」と感じたことはありませんか?あの渋みの正体がタンニンです。タンニンとはポリフェノールの一種で抗酸化作用があるとされています。栗も多くのタンニンを含んでいるため、栗の無垢フローリングは、年月が経つにつれて色が濃くなってきます。時が経つにつれて熟成していくワインのようですね。

また、タンニンには防虫作用もあるとされていますので、害虫を予防する効果も期待できるかもしれません。お値段は、無垢フローリングの様々な種類の中では中間層といったところです。高すぎず、安すぎずという価格帯ですから、予算が心配という方も検討の価値がありそうです。

桧の素材と特徴

桧はオークとも呼ばれる、ヒノキ科ヒノキ属の針葉樹です。成長が遅く、生産量も少ないため高級な木材とされています。確かに桧のお風呂というと、とても高級なイメージがありますよね。また、桧は寺社仏閣などを造る際にも用いられてきました。日本人と桧のお付き合いは長いのですね。桧は湿気に強く、腐りにくいのが特徴です。

また、桧はヒノキチオールという独特な芳香成分を持ち、シロアリやダニにも強いと言われています。ダニアレルギーをお持ちの方にもおすすめです。無垢フローリングに桧を使ったら、良い木の香りで、心もリラックスできそうですね。また、香りが持続しますので、長い間良い香りを堪能できるのも桧の魅力といえます。辺材は淡い黄色がかった白、心材は淡い紅色です。

木目は均一で、加工もしやすいとされています。材質は柔らかいので、お子さんやご年配の方の居室にも適しています。感触もよいので、思わず裸足で歩きたくなるかもしれませんね。柔らかいので傷がつきやすいという点はありますが、年月が経つにつれて色合いが変化してきますので、あまり目立たなくなると言われています。

傷が気になるという方は、家具の下に緩衝材やマットを敷くとよいかもしれません。また、桧はその明るい色味から、和風のお部屋はもちろんのこと、洋室にもマッチします。リビングや客間、ご夫婦の寝室などにもおすすめです。国産の桧の無垢フローリングのお値段は高めです。外国産の桧も数多く出回っており、こちらは比較的安価で手に入るようです。

ただ、品質の高さや安全性を重視されるという方は、製造工程がはっきりとわかる国産のほうが良いかもしれません。国産の桧では長野県産の「木曽桧」や徳島県産の「阿波桧」が有名です。木曽桧は日本の中でも特に高品質とされ、国産の桧の中でも特に香りが高いとされています。また、阿波桧はピンクがかった色味が特徴で、優しくかわいらしい雰囲気で人気です。お値段や特徴から、あなたのイメージに合う桧を見つけてください。

ケンパスの素材と特徴

ケンパスはマメ科クームパシア属の広葉樹で、東南アジアやニュージーランドなどに生息しています。木の高さは30~40メートルに達するほど背の高い木です。ケンパスはその強靭さから、日本でも線路の枕木に使われてきました。また、強度と粘性が高いことから、楽器や脚付きの家具の脚部にもよく使われています。

現在は、大勢の人の集まる公共施設の建材や、フォークリフトなどの荷台である「パレット」としても大量に使用されているようです。強度があることから、無垢フローリングにも適する素材です。色は辺材と心材の色味の差がはっきりしており、辺材は淡色、心材は赤褐色です。木肌はやや粗目で細い線がたくさん入っています。見た目がカリンと似ていますが、カリンよりも強度が高く、価格はカリンよりも廉価なことから、代替品としても使われてきました。

レンガのような温かみのある色で、最近無垢フローリングの中でも人気が高まっている材質の一つです。フローリングにすることで、その色味がお部屋全体にぬくもりを与えてくれることでしょう。硬いので傷がつきにくく、耐久性も高いとされています。ただ、耐水性はやや弱いため、水場回りには適していません。水回りに配置する場合は、業者さんと相談して防水対策を行うようにしましょう。ケンパスは乾燥する際に割れてしまうこともあり加工が難しいと言われていますが、乾燥後は反り返りなどが少ないため、多くの個人住宅の床材や家具に取り入れられています。

年月が経つと、赤褐色が褐色に変化し、重厚感のあるお部屋づくりに一役買ってくれそうです。床も家具もケンパス材のもので統一したら、お部屋全体がリッチなムードに包まれそうですね。お部屋を、どっしりとした落ち着いた空間にしたいという方に、特におすすめの材質です。ご年配の方の寝室や、応接室などにいかがでしょうか。価格も、無垢フローリングの中では比較的お求め安いと言われていますので、ケンパスに興味のある方は、一度ショールームなどに足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

まとめ

栗、桧、ケンパスという3つの素材とその特徴について見てきました。甘露煮や栗ご飯など食材として有名な栗ですが、木材としても優秀だったのですね。桧も魅力的な材質です。あとは、お値段だけといったところでしょうか。また、ケンパスは初めて知ったという方も多いかもしれませんが、何とも言えない温かみのある赤みがかった色に引き付けられます。本当に、無垢フローリングの種類は多種多様ですね。この記事を通して、皆様の無垢フローリング探しが成功することを、心よりお祈りしております。