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無垢フローリングの種類をご紹介その3

せっかく無垢フローリングを選ぶなら、多少値が張っても長い間大切に使える素材がいいとお考えの方もいらっしゃると思います。特にお客様が多いご家庭では、応接室のリビングの床に少しお金をかけるだけで、お部屋がラグジュアリーな空間に変わります。無垢フローリングの種類の中には、「和室のイメージも取り入れた部屋にしたい」という方にもおすすめの素材がたくさんあります。ここでは、カリン、桐、杉をご紹介します。

カリンの素材と特徴

カリンはタイ、ラオス、ミャンマーなど東南アジアに生育するマメ科シタン属の広葉樹です。現地では、街路樹や公園などにも植樹されるポピュラーな木ですが、日本では希少価値が高く、高級な素材として知られています。また、カリンは紫檀、黒檀、鉄刀木とともに、「唐木」と呼ばれています。唐木とは、東南アジアや熱帯地方から輸入される木のことです。

ちなみに、のど飴や果実酒に使われるカリンとは全く別の木です。辺材は黄味がかった白色で、心材は濃い赤褐色をしています。カリンは硬めの素材ですが、加工しやすいため床材や家具などその用途は多岐にわたっています。楽器に使われることも多いようです。そして、カリンの魅力は何といっても、その色味にあります。濃淡のある赤褐色は温かみがあり、その美しさは人の目を引くこと間違いありません。年月が経つにつれその重厚感が増してきます。

ただ、カリンに限らず色味が強い床材は、ほこりなどが目立つという点もありますので、お掃除がやや大変になるかもしれません。ケンパスと比較されることが多い素材ですが、風合いの良さ高級感といった観点から見ると、やはりカリンに軍配が上がると言えるかもしれません。硬めの素材のため、傷がつきにくいのも魅力です。

お金をかけて作った大切な床が傷だらけになってしまったらショックですが、カリンはその心配が少ないと言えるでしょう。耐水性に優れているので、水場回りに使っても問題ありません。また、耐水性にも優れているため腐りにくく、シロアリにも強いと言われています。また、硬めの感触ですから特に夏場などはひんやりとして気持ちが良いため、ごろんと寝転がるのも気持ちよさそうです。

カリンは、無垢フローリングの魅力を堪能できる素材と言えるでしょう。高級な素材のためお値段は高めですが、一生ものの床材として検討されてみる価値は大です。カリンと一口に言っても、辺材と心材のバランスでその濃淡の具合で仕上がりが変わってきますから、業者さんと相談しあらかじめイメージを確認しておくことをお勧めします。

桐の素材と特徴

桐はゴマノハグサ科キリ属の広葉樹で、日本でもおなじみの素材です。桐のたんすや米びつなどでも有名ですね。また、古くから寺社仏閣やお琴などにも使われてきました。産地としては福島県の会津桐や、岩手県の南部桐などが有名です。軽くて、加工がしやすい素材だと言われています。また、桐は日本の気候に合った木だとも言われていますが、その最大の理由は、防湿性が高いことです。湿気を吸ってくれるので、蒸し暑い夏場も快適に過ごすことができます。また、桐はタンニンという防虫効果のある成分を含んでいます。虫がつきやすい着物やお米を保管しておくためには、桐が欠かせなかったのですね。さらに、桐はダニやカビにも強いと言われています。アレルギーやぜんそくをお持ちの方にもうれしい素材ですね。

ただ、桐に含まれるタンニンは、年月が経つと床を黒ずませてしまうという点があるようです。桐のたんすは熱湯で洗浄すると白さがよみがえると言われていますが、床の場合はなかなか難しいようですから、無垢フローリングに桐を選ばれるときは、その辺を業者さんによく確認するようにしましょう。さらに桐は断熱性にも優れていると言われていますから、冷暖房の利きが良いともいわれています。光熱費の削減にも一役買ってくれるかもしれません。

耐火性にも優れているのもうれしいところ。燃えにくい素材というのは、それだけで安心感がありますね。感触は柔らかめなので、傷がつきやすいという点はありますが、足腰に負担をかけにくいので、ご年配の方や小さなお子さんにも優しい素材です。辺材と心材の区別がなく、全体的に白っぽい色をして、磨くと光沢が出てきます。清潔で明るいイメージですから、お部屋全体をさわやかな空間にしてくれそうですね。

柔らかな色味は、子供部屋やご年配の方の居室にも合っているのではないでしょうか。高級なイメージのある桐ですが、お手頃なお値段のものもあるようですから、無垢フローリングに桐をお考えの方は、一度業者さんに相談されてみると良いでしょう。

杉の素材と特徴

杉はヒノキ科スギ属の針葉樹で、北は青森県から、南は沖縄県まで広く生育している木です。最近はスギ花粉症で少しイメージが良くない木ですが、建築素材としても古くから用いられており、日本人には桐とともになじみ深い木です。ちなみに、東京都杉並区は、以前杉の並木があったことからついたのだそうです。「私は花粉症だから、杉の無垢フローリングは無理!」とお考えの方も多いようですが、花粉症の原因となるのは、文字通り杉の花粉ですから、製材した杉の床板で花粉症が悪化するということはありませんので、ご安心ください。

杉は生育が早いので生産性も高く、お値段が比較的安く抑えられているのも魅力です。柔らかくて軽いため、加工が容易で足腰の負担を軽減してくれます。防湿性に優れているので、湿気の多い日本の気候に適している素材だと言えます。断熱性も高いので、寒い季節も安心です。暑がりで寒がりの方にも適している素材だと言えるかもしれません。

また、硬めの床材は冬場は冷たくて足腰が冷えてしまうこともありますが、柔らかい杉の無垢フローリングなら冬場も快適です。一年中手足が冷えて困っているという、冷え性の女性にもおすすめの素材といえるでしょう。ただ、その柔らかさのため傷がつきやすい点は否めませんが、蜜蝋ワックスなどをかけることである程度傷を防止できます。

「絶対に床を傷つけたくない!」という方は別ですが、柔らかくて快適な杉の素材はそれを補って余りある魅力にあふれていると言えます。心材は淡い赤色から黒に近い赤褐色、辺材は白色で、心材と辺材の色味の違いがはっきりしています。節目模様が美しく、お部屋にアクセントを与えてくれます。辺材は耐水性はあまり高くないため、水場には不向きです。

温かみのある優しい風合いは、リビングやお子さんの部屋などに適していると言えるでしょう。杉の良い香りは、リラックス効果も期待できそうです。杉の無垢フローリングの床にごろんと横になれば、日ごろの疲れやストレスも吹き飛んでしまうかもしれません。お値段もお手頃なものが多くありますので、手軽に無垢フローリングを楽しみたい方にもおすすめの素材といえます。

まとめ

いかがでしたか?桐や杉など長い間日本で使われ続けてきた樹木は、日本の風土に適している素材が多いということがお分かりいただけたのではないかと思います。最近、地球温暖化のせいで、日本でも夏と冬の気温差が激しくなっていますが、残念ながら今後もこの気候が続くかもしれません。カリンや桐、杉は高温多湿な気候にも適した素材と言えるでしょう。カリンも、もともと湿気が多く暑い地方が原産ですから、日本の気候に合った床材と言えます。